発刊のことば(抜粋)
「まほら」とは、すぐれたよいところ(国)を表す古語である。ちなみに、観光
<編集体制>(五十音順)
編集委員 石森 秀三 (北海道大学観光学高等研究センター長)
白幡洋三郎 (国際日本文化研究センター教授)
千田 稔 (国際日本文化研究センター名誉教授)
田 公理 (佛教大学教授)
野田 真智子 (地球女倶楽部 INANNA会長)
の本義は、『易経』によると、国の光を観る、ということであった。本誌「まほら」は、ただ旅にまつわるさまざまを報告するだけでなく、それぞれが「そこでどう考えたか」を提示して誌上での討論を試み、旅の文化の成熟を目指すものである。


主な内容
◆特別寄稿「わたしの旅学」 多彩な執筆陣が、それぞれ特異な視点から語る「わたしの旅学」
◆特集 責任編集者をたて、旅の様々な側面をテーマだてして、学際的な視点から構成
◆まほら対談 多彩なゲストを招き、旅行体験をもとにその土地土地の歴史、文化を語り合う
◆グラビア「三眼レフ」 カメラのレンズを通して、それを見つめる人の”まなざし”を感じさせる作品で構成するカラーグラビアページ。1人の写真家1テーマ特集
◆あるく・みる・きく 極私的旅エッセイ。旅先で見たこと、聞いたこと、考えたこと
◆旅の読書室 旅先でも気軽に読める本を、独自の視点で選び紹介する
◆冒険者たち 近・現代に当時としては先駆的な旅を試みた人物をとりあげて紹介する
◆コラム「手前味噌」 日本・海外の博物館、郷土館、民芸館などを紹介するアカデミックな情報コラム


各号の特集
創刊0号 旅学のすすめ
第1号 遊山
第2号
第3号 大阪
第4号 南太平洋
第5号
第6号 邪馬台国
第7号 海南島
第8号 エコ・ツーリズム
第9号 世界の富士山
第10号 地図
第11号 野性の旅
第12号 リゾート
第13号 郊外
第14号 おんなの旅
第15号 旅で飲む酒
第16号 ヘリテージ・ツーリズム
第17号
第18号 旅のことば
第19号 もうひとつのハワイ
第20号 ミュージアム
第21号
第22号 万葉集
第23号 旅の「食べもの」がたり
第24号 ギャンブル
第25号
第26号 ユートピア
第27号 よみがえる中欧
第28号 アーバンツーリズム
第29号
第30号
第31号 音を旅する
第32号 スポーツ
第33号 塔 
第34号 河内
第35号 白川郷・五箇山
第36号 モニュメント
第37号
第38号
第39号 雲南
第40号 ヒーリング
第41号 匂い
第42号 旅だより
第43号 韓国
第44号 ウォーキング
第45号
第46号 吉野
第47号 鯖街道
   
第48号 フロンティア
第49号
第50号
第51号 寺と宮
第52号 ヘルスツーリズム
第53号 驚き
第54号 再訪・再会
第55号 「あの世」
第56号 ハピネス
第57号

おそれ

第58号

上海

第59号

嗜好品

第60号

オタクツーリズム

第61号

いにしえ

第62号

物語を旅する

年4回発行(1月・4月・7月・10月)発行
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 年間購読料 3,000円(税・送料込)
 1号〜20号 650円(税込・送料別)  21号以降 580円(税込・送料別)
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「まほら」編集部では、ご自身の旅の体験談、「まほら」をご覧になったご感想などを随時募集しております。こちらへご意見をお寄せください。


申込先
旅の文化研究所
〒101-0032東京都千代田区岩本町3-9-1 花岡ビル5階
TEL 03-3863-3181 FAX 03-3863-3185

 

書店の
皆様へ
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近畿日本ツーリスト株式会社出版センター
〒101-8641 東京都千代田区神田松永町19-2 東京近鉄ビル
電話03-3255-7126  FAX 03-3255-0719



 
 
 
 No.1 開設記念特集号
     ('93年12月刊行)

販売価格(税・送料込)

1,000円
    
主な内容
◆記念講演
「旅の原点」 宮田登
◆国際シンポジウム・基調講演
「21世紀の旅と文化」 N・グレーバン
◆国際シンポジウム・パネルディスカッション
「旅の新世紀−民族大遊動の時代」
 特定研究関係(島世界の伝統と現代−アジア・太平洋地域における「観光立島」のあり方)

販売価格(税・送料込)

NO.2・・・・1,500円
NO.5・・・・2,000円
        
 No.2 特定研究「海南島」
     (’95年3月刊行)
   
主な内容
 
◆共同討議 (2)海南島

1.海南島の第一印象から
2.中国の観光政策と海南島の観光資源
3.海口・文昌・興隆温泉コースの光と影
4.三亜の海洋リゾート開発
5.通什の博物館と民族村
6.「観光立島」海南島の今後

  
 No.5 特定研究「島世界の伝統と現代」
     (’97年11月刊行)
主な内容

◆共同討議 (3)「東南アジアの島」「沖縄」「日本における観光立島」

1.東南アジアの島
2.沖縄
3.日本における観光立島
    

  

公募研究関係

販売価格(税・送料込)

NO.3 ・・・1,800円(在庫切れ)
NO.4 ・・・2,000円
NO.6 ・・・2,000円
NO.7 ・・・2,000円(在庫切れ)
NO.8 ・・・2,000円
NO.9 ・・・2,000円
NO.10 ・・・2,000円
NO.11 ・・・2,000円
NO.12 ・・・2,000円
NO.13 ・・・2,000円
NO.14 ・・・2,000円
NO.15 ・・・2,000円
NO.16 ・・・2,000円
NO.17 ・・・2,000円
NO.18 ・・・2,000円
研究報告 No.3(’95年12月刊行)

◆一般研究
イザベラ・バード論のための関係資料と基礎的検討

・・・金坂 清則

オーストラリア・アボリジニと文化観光−観光客の視点から−

・・・田村 恵子
◆奨励研究
ペルーのエソテリック・ツアーにおけるオーセンシティと文化的リアリティ

・・・細谷 広美

研究報告 No.4(’96年12月刊行)

◆一般研究
耳の旅の経験
−昭和初期・別府亀の井バス「少女車掌解説付地獄巡り」から−

・・・重信 幸彦
大月 隆寛

Tourism Studiesの規範化に関する研究−

・・・末石 冨太郎  
観光がアジアの女性に与えたインパクト−タイの事例研究 ・・・安福 恵美子
柳田国男の「豆手帖から」の旅の検証 ・・・石井 正己
近接観光行動のための地域整備−ドイツにおける事例を中心に− ・・・淡野 明彦
カロリン・フンク
日本の山村におけるグリーン・ツーリズム ・・・ジョン・ポール・ナイト
◆奨励研究
出稼ぎ者にみる流浪の性向と「タビサキ」に馳せる夢
−「タビ」の精神史に向けての一考察−
・・・姜 竣
中国の観光開発における伝統的文化と毛沢東の観光化 ・・・韓 敏
環日本海地域における国際観光の振興 ・・・龍 世祥
アカ族の婚約者探しの旅と社会変容 ・・・豊田 三佳
「旅の寝暮らし」
−現代日本の旅行中における「眠り」の文化−
・・・ブリギッテ・シテーガ
研究報告 No.6(’98年3月刊行)

◆一般研究
観光開発における百済文化の表象−韓国プヨにおける事例研究− ・・・大野 祐二
プロレスする身体の獲得過程 ・・・亀井 好恵
童話見物の誕生
−桃太郎伝説の成立に見る口承文芸の観光化について−
・・・斎藤 純
民族観光による村おこし−中国貴州ミャオ族地区の事例研究− ・・・曽 士才
伝統芸能の伝承におけるツーリストの関与 ・・・永原 惠三
中世瀬戸内水運に活躍する船頭の旅
−「兵庫北関入船納帳」に現れた諸国〜畿内間を往復する船頭の分析
・・・藤田 裕嗣
◆奨励研究
菊人形の興行化と展開−旅する技の軌跡− ・・・川井 ゆう
旅行動機に関する社会心理学的研究
−動機の構造とその発展過程の設定−
・・・リン・レイ・キアン
船上生活漁民の旅
−ベトナムにおける、漁業集団の移動軌跡と定住化−
・・・遠藤 堂太
「津軽」−失われていく自分を求めて− ・・・魚 興善
日本の湯治文化 ・・・マリー・ルイゼ・
レーゲラント
研究報告 No.7(’98年11月刊行)

◆一般研究
アメリカ・インディアンの霊性への旅 ・・・川上 与志夫
ハロルド・グレイ
ネパール人ポーターの生活と移動 ・・・金田 英子
◆奨励研究
場所の神話化
−英国コッツウォルズ地域におけるイングリッシュネスの発見−
・・・塩路 有子
収集旅行の思想
−アメリカの博物館に収蔵されている日本玩具をめぐって−
・・・川越 仁恵
「大東亜旅行圏」から「郷愁を誘う」旅へ−日本人の「満州」観光− ・・・高 媛
旅による人形浄瑠璃の伝幡と系譜についての民俗学的考察 ・・・林 美奈子
「日系人」再検討
−いわゆる出稼ぎ日系人のアイデンティティの旅をめぐる研究−
・・・比嘉 マルセーロ
研究報告 No.8(’99年12月刊行)

◆一般研究
近代とマタギー毛皮市場の動向とマタギ文化の変容過程− ・・・田口 洋美
伊勢参宮図絵馬にみる団体旅行としての「お伊勢参り」 ・・・伊達 仁美
在日米軍の観光活動−その生活世界と日本観− ・・・田中 雅一
『ドラえもん』と行くアジアの旅 ・・・白石 さや

江戸から日本各地への地芝居の伝播・伝承の研究

・・・中村 義裕
竹富島における自律的観光の研究 ・・・吉兼 秀夫
◆奨励研究
日系移民の「移動」に伴う物質文化の変容
−ニューカレドニア移民と移民母村の墓標調査から−
・・・朽木 量

創作芸能の構築−劇団わらび座の事例から−

・・・侯 越

張家界の観光開発と社会効果

・・・慎 麗華
 

韓国における旅商人の生活戦略とその変化
−「定住者」と「非定住者」が出会う定期市を中心に−

・・・林 史樹
研究報告 No.9(’00年12月刊行)

◆一般研究
中国における雑技芸術と観光開発に関する研究 ・・・橋爪 紳也
済州島海女のネットワークコミュニティー
−前近代と近代の人の移動−
・・・原尻英樹
外村 大
四国遍路と「茶堂」習俗 ・・・青木 淳
祭りの「旅」
−「ねぶた」と「よさこい」の遠征・模倣・移植−
・・・阿南透
内田忠賢
才津祐美子
矢島妙子

19世紀以降のサラワクにおけるムマローの銀細工づくりの旅

・・・奥野 克巳
現代韓国のナショナリズムとツーリズム
−白頭山への巡礼観光をめぐって−
・・・真鍋 祐子
◆奨励研究
新しい観光資源としての地域祝祭開発とその現況
 −日・韓の地方化時代における文化競争力の個別化過程−
・・・李 泰文

パキスタン人ムスリムの妻となった日本人女性の家族形成
−夫方親族との相互訪問の旅から構築されていく現代日本の異文化家族−

・・・工藤 正子

もう一つの米欧回覧の旅
−近代中国初の外交使節団:蒲安臣使節団−

・・・趙 怡
 

ブフ=モンゴル相撲の近代化過程に関する研究
 −内モンゴルにおける「ブフ制度」の形成を中心として−

・・・バ−ボルドー

旅の吟遊詩人から「出稼ぎ者」へ
−ネパールの楽師カースト ガンダルバの国際ツーリズムへの包摂−

・・・森本 泉
 
究報告 No.10(’01年12月刊行)

◆一般研究
更科源蔵をたどる旅
 ―北海道観光における類型化されたアイヌ文化の探求―
…齋藤 玲子
宇仁 義和
パルドン祭りにみる巡礼と旅
 ―フランス、ブルターニュ地方Sainte-Anne-la-Paludの事例より―
…関沢 まゆみ
歴史的緑の研究―名所図会に描かれた緑をめぐって― …田原 直樹
玄奘三蔵法師取経の旅並びに大唐西域記に関する地理学的解明と検証 …安田 順惠
◆奨励研究
中世イタリア都市における人の移動と空間との関係 ―巡礼文化と兄弟会― …坂上 政美
観光芸術による民族の自立と共存
 ―エクアドル高地民社会の事例を中心に―
…千代 勇一
旅行・房中術・上海ネットワーク 
 ―近世以降における中国人の日本旅行をめぐって―
…唐   権
ニューカレドニア・ウヴェア島の観光開発とイメージの研究 …中村 純子
陶磁器を中心とした日中観光事業の比較研究
 ―瀬戸市と景徳鎮市における観光事業開発の現状と未来―
…劉  京宰
研究報告 No.11(’02年12月刊行)

◆一般研究
1910年代、日中両国で作られたベンジャミン・ブロツキーの旅映画製作の背景の研究 ・・・岡田正子
ドラゴンボートレースの現状と観光開発の一考察
    ― 台湾龍舟競漕・沖縄爬龍船・長崎ペーロンを事例として ―
・・・黄 麗雲
「レジャー空間」としての瀬戸内海 ― その観光地理学的分析 ― ・・・フンク・カロリン・
磯部作・
木本浩一
旅行中死亡者の死体取扱いに関する国際比較 ― 一般庶民の意識と社会制度 ― ・・・宮石 智
◆奨励研究
「花児」と「花児会」の現状とその観光開発 ・・・徐 素娟
淡島信仰に介在する宗教者 ― 福岡県内を中心に足跡をたどる ― ・・・菅原千華
幕末期大坂旅芝居の相乗効果 ― 鶴沢吾市を例として ― ・・・武内恵美子
「聖地参拝」としての「東京観光」 ― 台湾人観光客の眼差しと欲望 ― ・・・鄭 秀娟
ヴェトナムにおける陶工と行商人の移動 ― フーラン村を事例として ― ・・・西野範子

研究報告 No.12(’03年12月刊行)

◆一般研究
1930年代に欧米で発行された旅行ガイドブックに見る「国際リゾート地・ニッポン」 ・・・砂本文彦
東南アジア地域における文化遺産観光と文化遺産保存活用
―アンコール遺跡における事例研究―
・・・田代亜紀子
幕末から明治前期における江戸・東京の植木屋の庭の名所化 ・・平野 恵
◆奨励研究
懐かしい「家」に帰る旅―茅葺きの宿における郷愁の享受と提供― ・・・岩松文代
モンゴル人子女教育に貢献した2人の日本人女性 ・・・ウ・ムングンゲレル
日本統治期の台湾における遊興空間の形成過程に関する研究 ・・・神田孝治
「白川郷」における世界遺産登録の影響について ・・・才津祐美子
牧畜民サンブルの「戦士」の旅
―観光地への出稼ぎと装身具をめぐる新しい経験―
・・・中村香子


研究報告 No.13(’04年12月刊行)  

 
◆一般研究
エチオピア女性のひとり旅
―巡礼の非宗教的意義―
…………重田眞義・
ゲブレ・インティソ・
森下敬子・
金子守恵
移動制約者による旅行のあり方についての研究
―旅館と移動手段との関連性を求めて―    
……………井上 桜
旅みやげの発展と地域文化の創造
―岡山名物「きびだんご」の事例を中心に―
…………加原奈穂子
祝祭集団ペーニャの性格と空間的広がり
―スペイン祭礼観光の新たな視点―
……………竹中宏子
近代都市人の旅と食
―天理参考館蔵山本不二男コレクションを資料として―
…………中井精一、乾誠二、内山純蔵
◆奨励研究
帰郷と流浪のはざまで
―ウクライナ一地方都市におけるユダヤ人巡礼の民族誌―
……………赤尾光春
「親の想い、子の選択」
―ボリビア日系移住地コロニア・オキナワにおける
生活様式と価値観のジェネレーション・ギャップ―
……………柏木舞子
大西洋を越えた聖地への巡礼
―アメリカ黒人とアフリカ人との新たな関係構築に関する
文化人類学的研究―
……………小池郁子
近代日本の巡回幻燈・巡回映画に関する文化社会学的考察
―奈良県吉野郡の農山村を事例として―
……………島岡 哉
タイ地域社会における博物館
―地域効果・社会変容・文化観光の試み―
…………ポンサリー・トルジャラス
研究報告 No.14・開設10周年記念特集
(’05年12月刊行)
 

 
◆旅の文化研究所開設10周年記念特集
記念講演「旅の文化研究―その意義と展望」 ……神崎宣武
シンポジウム「21世紀―観光のアジア」 ……高媛・白石さや・橋爪紳也・山村高淑・石井正己
◆「第11回公募研究プロジェクト」研究論文
「賑わい」をつくる人びと―東日本における香具師とニワと商売― ……厚 香苗
中国のエスニック・ツーリズムに関する人類学的研究            
……高山陽子
住民参加型エコツーリズムにおける観光の発展モデルと
開発の相関性分析
―東アフリカのコミュニティ・ツーリズムを中心事例に―  
……中嶋真美
モンゴルの遊牧文化におけるオボー祭りに関する研究
―ウジムチン地域の事例を中心に―
……ボルジギン・オルトナスト
研究報告 No.15(’06年12月刊行)  

 
◆シンポジウム「世界遺産と観光」
基調講演「世界遺産条約と遺産保護」 ………本中 眞
パネルディスカッション「世界遺産と観光」 ………神田孝治・田代亜紀子・堀井久子
山村高淑・石井正己
◆「第12回公募研究プロジェクト」研究論文
ナシ族トンバ教の聖地における観光と社会変化についての研究
―宗教文化再生運動との繋がりを中心に―
………岡 晋
強いられた旅:内モンゴルにおける「生態移民」政策の実態について
―シリンゴル盟ショローンフフ旗を事例として―
………ガンバガナ
旅先に対する情報の蓄積と認識の変化の考察
―近世の江戸と京都を事例として―
………齊藤智美
ツーリズムと文化政策の結節点
―台湾原住民族ツォウの文化の産業化に関する人類学的研究―
………宮岡真央子
温泉観光地と秘宝館文化―秘宝館文化の歴史と現状― ………妙木 忍
   
研究報告 No.16(’07年12月刊行)  

 
◆第12回旅の文化研究フォーラム・パネルディスカッション
東海道の旅  ………小田晋・桂南喬
  佐伯順子・石井正己
◆「第13回公募研究プロジェクト」研究論文
彷徨の旅
 ―クルド難民のオーラルヒストリー―
………岸田圭司
観光表象の形成プロセスをめぐる人類学的研究
 ―カメラマンが写した中国雲南省元陽の棚田を中心として―
………孫  潔
旅としての従軍
  ―日露戦争在隊日誌「三年夢」を中心に―
………山口 睦
   
研究報告 No.17(’09年2月発行)  

 
◆「第14回公募研究プロジェクト」研究論文
中国における「郷村観光」の実態に関する社会人類学的研究  ………緒方宏海
世界遺産を生活の場として暮らす人々の土地と暮らしの記憶
―南ラオス・チャムパーサックの事例―
 ………小田島理絵
中国東北地域における人口移動にともなう朝鮮族社会の変貌
―黒龍江省朝鮮族の農村から沿海都市への出稼ぎをめぐって―
 ………文銀実
観光化によるパフォーマンス空間の変容
―中国新疆・ウイグル人の民間音楽を中心に―
 ………鷲尾惟子
◆特定研究プロジェクト「絵図にみる幕末・明治」成果論文
アンベールが見た江戸の風景
―「三井越後屋」をめぐるクレポン模写図と『江戸名所図会』の挿絵の比較―
………鈴木章生
挿絵の中の琉球―幕末の欧米人による琉球滞在記録を中心に― ………加原奈穂子
ペリー一行の視察した横浜と下田 ………石井正己
開国と日本人との出会い
―ペリー艦隊がみた日本人の異文化との接し方―
………山本志乃
碧眼で見た犯罪と処刑 ………小田 晋
モースの眺めた東京の路上―『日本その日その日』のスケッチから― ………厚 香苗
『点石斎画報』に描かれた明治皇后―日清戦争の影を通して― ………趙  怡
研究報告 No.18(’09年12月発行)  

 
◆「第15回公募研究プロジェクト」研究論文
大正末−昭和戦前期における小学校児童の修学旅行に関する研究
―集団形成の論理に注目して―
 ………永江由紀子
韓国の出稼ぎ巫者とトランスナショナルな信仰空間の生成  ………金良淑
中国イスラーム少数民族・回族による聖者廟への巡礼
―市場経済化とイスラーム復興運動を巡る人類学的研究―
 ………奈良雅史
ホームステイという異文化への旅とその文化の求め方
―アメリカで誕生したホームステイ団体の人類学的考察―
 ………山口隆子
 
お申し込み
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 最 新 刊
 絵図に見る東海道中膝栗毛
(旅の文化研究所編 河出書房新社 06年1月刊行 2.310円)

当研究所の特定研究プロジェクト「絵図にみる江戸の文化」の第2期である「絵図にみる東海道中」(平成14〜17年度実施)の研究成果が、このほど河出書房新社より、『絵図に見る東海道中膝栗毛』として刊行されました。
  このプロジェクトでは、江戸時代後期に刊行された十返舎一九の『東海道中膝栗毛』を共通のテキストとし、ここに描かれた挿絵を読み解きながら、物語の主人公である弥次・喜多の旅、あるいは江戸時代の旅の諸相をメンバー各自の専門分野から考察してきました。
  このたび、研究成果をまとめるにあたっては、『東海道中膝栗毛』の
「発端」から「八編」まで(江戸から伊勢参宮を経て京・大坂まで)の全挿絵をぬきだし、弥次・喜多の二人が目にした風景や繰り広げた出来事を具体的にイメージしながら、この作品を絵図の連鎖として読むことを試みました。本書は、この挿絵の読み解きを中心に構成され、このほか研究会メンバーによるテーマ別の8編の論考があわせて収載されています。

弥次・喜多と行く東海道――旅する男たち 石井正己
絵図で読む『東海道中膝栗毛』 神崎宣武・石井正己・山本志乃
『膝栗毛』をめぐって  
  ・十返舎一九と『膝栗毛』――旅と滑稽本 石井正己
  ・『膝栗毛』と落語 桂 南喬
  ・『膝栗毛』に見る女――旅と性 佐伯順子
  ・『膝栗毛』における悪と狂気 小田 晋
江戸の旅をめぐって  
  ・街道と庶民の旅の発達 神崎宣武
  ・女たちの旅 山本志乃
  ・江戸の旅と異界 加門七海
  ・旅の経済学 神崎宣武
『落語にみる 日本の旅文化
(河出書房新社 95年12月刊行 2,300円)
『落語にみる 江戸の性文化
(河出書房新社 97年8月刊行 2,310円)
『落語にみる 江戸の酒文化
(河出書房新社 98年4月刊行 2.310円)
落語にみる 江戸の食文化
(河出書房新社 00年2月刊行 1.890円)
『落語にみる 江戸の「悪」文化
(河出書房新社 01年7月刊行 1.890円)
『絵図に見る 伊勢参り
(河出書房新社 02年10月刊行 2.100円)